【レンタルシステム】レンタル機械総合カタログ

011 高所作業車の使用注意事項 ■自走式高所作業車の運転 ■小型高所作業車の運転 運転資格取得の際に正しい取り扱いを学んでいただいたにもかかわらず、間違った操作や禁止事項を行っているケースが目につきます。 自走式高所作業車でこんなことをしていませんか? 作業床の高さが6~1mの小型高所作業車の運転では、高さが低いことからついつい注意力が散漫になりがちです。小さくても油断は禁 物。安全のポイントを集めてみました。 ●高所作業車の運転 ( 高所作業 ) には以下の資格が必要です。 ・作業床の最大高さが2m以上10m未満のものは、高所作業車運転のための「特別教育修了者」または「技能講習修了者」。 ・作業床の最大高さが10m以上のものは、高所作業車運転のための「技能講習修了者」。 ●強風 ( 10分間の平均風速10m /s 以上 )、大雨 (1 回の降雨量 50mm 以上 )、大雪 ( 1回の降雪量 250mm 以上 ) 等、悪天候下での、 2m以上の高所作業は法令により禁止されています。 ●ご使用の前に「取扱説明書」をよくお読みのうえ、正しくご使用ください。 安全帯を装着しない、 金具をフックにかけない 万一作業床から落ちたとしても、 作業者を墜落から防ぐのが安全 帯です。自動車のシートベルトと 同じように、高所作業車に乗った ら必ず安全帯を締め、金具をフッ クに確実に掛けるように習慣付け ましょう。 作業床から鉄骨や足場に乗り 移ったり、手摺りに足を掛ける 墜落事故の多くは、作業床からの 現場の鉄骨などへの乗り移りに失 敗して起こります。また、手摺り に足を掛けることも作業姿勢を悪 くし、事故の原因となります。無 理な姿勢での作業は絶対にしない でください。 周囲の状況を確認しない、 死角があるのに一人で走行 する 自走式高所作業車の転倒は 走行中に起きることがほと んどです。自分の向きと走 行方向が異なる場合、レバー の操作方向と動作の方向に 注意するとともに、走行前に 周囲の状況をよく確認し、そ の指示に従って走行しましょ う。 重量オーバーの過積載、バランスを悪くする偏 荷重 作業床最大搭載荷重を超えて荷物を積んだり、作 業床の手摺り側に集中させて荷物を積むと、転倒 しやすくなります。手摺り側への積荷は最大積載荷 重の3分の1以内にしましょう。 乗降口のチェーンを必ず掛ける 搭乗したら、すぐに乗降口のチェーン、バーを 掛け、安全帯のフックを手摺りに掛けるよう習 慣付けましょう。ただし、チェーンやバーには寄 り掛からないこと。手摺りと違い不安定なので、 思わぬ事故につながりかねません。 不用意な操作は事故のもと 周囲の状況をよく確認してから 走行する 小型高所作業車は走行によって高 所での連続作業ができることが大 きな特長ですが、タイヤがちょっ とした障害物でも乗り上げるとバ ランスを崩します。走行方向の床 に障害物がないか、他の作業員や 車両、足場に接触する恐れがない か、上下、左右、前後を確認して から操作してください。 作業床を上げたまま、 車両から離れない 作業床から他の場所へ 移動する場合は、必ず作 業床を完全に下まで降ろ してください。転落事故 の多くは乗り移り時に起 こります。作業床を上げ た状態の時は車両から 離れないようにしましょ う。 バッテリー液を補充し、 週に1度は均等充電を実施 安全対策のために用意した機械も働 かなければ無用の長物。1日の作業 終了後は必ず充電。そして週に1度は バッテリー液をチェックし、少なけれ ば補充して均等充電を実施してくださ い。 高 所 作 業 車

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