仮設工事
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吊り下げ式工法

急傾斜地や河川など幅広い施工条件に対応する掘削工法
  • 掘削径 0.3 - 0.8m
河川や海上、山岳部での急傾斜地などで掘削反力を確保することが困難な際に最適な減速機をベースマシンから「吊り下げて」掘削を行う特殊工法です。

本工法の特長

高い施工精度
本工法では支持杭打設位置に対して導枠(定規材)を組み施工を行います。予め導枠を組むことにより急傾斜地や河川などに対しても高い鉛直精度を確保した状態での施工を可能としています。
崩壊層への施工
ロアードリル工法では適用することが不可能な『ケーシング併用工法』が適用可能なため、河川に多い玉石層・転石層からなる崩壊層や孔内水位が高位な箇所に対しても掘削を行うことができます。
独特な反力確保方法
本工法では吊り下げられた減速機に対して2本のワイヤーを張り出すことにより掘削反力を確保します。このため地形上の理由から反力を確保することが困難な場合に適用することが可能です。